文芸部作品紹介 ~俳句~

公開日 2022年01月24日(Mon)

文芸部部員による俳句を紹介します。括弧内はペンネームです。

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家にまで服に隠れし紅梅や (わんちゃん)

雨つたう親指はまたささくれて (降孤)

水無月の空にも心にも雨模様 (恋情一ノ谷)

爛々と星が瞬く夏の夜 (猫判)

穀雨の候僕の書きおき囚われて (メープル)

かき氷三人並び信号機 (星砂)

夏の声はるか遠くへうっすらと (空白)

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部長のコメント 黒木優莉さん(帖佐中出身)

文芸部は,一年を通して俳句・短歌・詩・散文を載せた部誌を出しています。読んでもらう人は主に学校の生徒で,欲しい人が無料で貰える気楽なものとなっております。年に一度,鹿児島県高校生文芸コンクール用の「かがり火」を龍門祭で製作し,今回,短歌の最優秀賞,優秀賞などの有難い結果を頂きました。俳句を得意とする部員や散文に力を入れる部員など十人十色ですが,和気あいあいと活動しています。執筆はもちろん,編集作業や印刷の段取り,表紙絵,扉絵などの全てを文芸部員が行っています。特別煌びやかな部活でもないですが,皆さんの関心なくては成り立たない部活なので,応援よろしくお願いします。