公開日 2021年11月18日(Thu)
加治木・蒲生複合新庁舎基本設計づくり市民ワークショップへ6月6日,7月4日の2回,本校2年生で生徒会執行部の榎さん,下渡さん,鈴木さん,手嶋野さんの4名が,新庁舎基本設計の意見交換会に参加しました。加治木高校の「自治」の活動は,学校だけでなく,地域への広がりを見せはじめています。ワークショップで学んだことは,さらに本校の「自治」にも生かされていくことでしょう。
【生徒の感想その1】
このワークショップに参加させていただいたことで,それぞれの個人の立場から,地域のためになることを考え,発信することの重要性を学びました。私は今回このようなワークショップに初めて参加し,加治木町に住む方々が一人一人の職業,立場からさまざまな視点でよりよい庁舎のあり方について意見を述べられている姿に刺激を受けました。加治木町民としての誇りを持ち,自らの地域に自分ができることは何かを意欲的に考えて行動できるような人になっていきたいと強く感じました。また,参加されていた方々が明るい表情で議論されており,地域の中核施設である庁舎の影響力の大きさを実感しました。「庁舎があるだけで,住民が安心することができる」という言葉が印象に残っています。最後に,この度はワークショップに参加させていただき,本当にありがとうございました。私は現在加治木高校で生徒会役員として活動していますが,高校生の視点からより地域と関わりを持った取り組みをこれから行えるように努力したいと感じています。そして,この加治木複合新庁舎の完成を心から楽しみにしています。さまざまな年代の町民の方々が集い,交流を楽しんで,心が暖かくなるような安心できる施設となることを願っています。
【生徒の感想その2】
まずはじめに,この新庁舎建設のワークショップに一高校生として参加し,とても貴重な経験をさせていただくことができました。本当にありがとうございました。実用性の面(安全さ,利用のしやすさ等)と文化・歴史の面の両方の観点から新庁舎を見つめることで施設づくりにあたっての色々な方の想いを感じました。私は蒲生在住ではなかったため,このワークショップに参加するにあたって,まずは蒲生の文化・歴史,そして新庁舎の建設予定場所周辺等,様々なことを知ることから始めました。知れば知るほど自然豊かな“蒲生”の魅力に引き込まれていき,「新庁舎をより良い施設にしたい」という気持ちが強くなりました。自分が利用してみたら,という視点だけでなく,お年寄りや小さなお子さん,家族連れの方など,自分とは異なる状況の方が利用する際のことも考えて意見を出すことを心掛けました。また,もちろん高校生としての想いを皆さんに伝えることも大切にしました。資料を見ると,話し合い・意見が広く反映されており,実用性・文化・歴史どちらも尊重した本当に素敵な新庁舎だと思いました。これからずっと先まで,この新庁舎が蒲生の町と同じくらい沢山の方々に愛される施設になることを願っています。完成がとても楽しみです。